<   2017年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

模作してみる

連日の猛暑日の中、我が息子で長男の通う学校が高校野球京都大会で熱戦を繰り広げています
e0126541_19064344.jpg

本人は一年生でスタンドからの応援ですが良い経験になることでしょう...

私も暑さに負けじと資材置場に眠るさびた謎の石材で礎石を模作して経験を積み重ねています!
e0126541_19064732.jpg

原石の外側は風化と共に茶を帯び、軟らかそうに見え細工しやすいだろうと予想していたのですが...
e0126541_19065030.jpg

内部は黒グレー系のとても固い砂岩のような塊でした。
ちょいとさびれば洒落た庭石として雰囲気が出せると思います
e0126541_19065283.jpg

参考にしたのは世尊寺(奈良県吉野郡) 旧、比蘇寺の東塔跡に残る礎石の中のひとつ。
e0126541_19065424.jpg

世尊寺(せそんじ)は曹洞宗の寺院で、古くは比蘇寺(ひそでら)と呼ばれ1927年(昭和2年)に「比曽寺跡」として、国の史跡に指定されています

当時の比蘇寺には東塔と西塔があり、そのうち東塔の三重の塔は、1594年(文禄3年)豊臣秀吉によって伏見城に移され、さらに1601年(慶長6年)に徳川家康によって近江の園城寺(三井寺)に移建され、現在も残っていますが、西塔は戦乱により焼失したとあります。


[PR]

by tokan-en-bando | 2017-07-24 18:58 | Comments(0)

熱闘都乾園

e0126541_16532169.jpg

コンチキチン♪祇園囃子が響き出せば京の町はお祭りムード一色になっていますが...

北山都乾園でもコチコチと石筒がノミに当たる音色で夏本番を迎えています
e0126541_16532502.jpg

今回着手したのは京都では苔の似合う庭石として用いられることが多く、都乾園でも古くから取り扱っている山石のひとつで鳥海石。
e0126541_16532970.jpg

山形県と秋田県の両県に跨る標高2236mの出羽富士・秀峰『鳥海山(ちょうかいさん)』なる山です。その鳥海山より採石されるこの山石は安山岩で黒みを帯び、落ち着いた風合いに肌は柔らかく時間が経てば苔むす姿を見せてくれる素材です。
e0126541_16533378.jpg

資材置場の中から、そのままでは使いにくそうな形をした物が眠っていたので手水鉢にしてしまいました!
e0126541_16533930.jpg

内部は非常に硬質な安山岩で仕上げに手こずりましたが、良い雰囲気が出せる材料へと変貌させることが出来ました。
e0126541_16534257.jpg


e0126541_16534764.jpg

[PR]

by tokan-en-bando | 2017-07-15 16:40 | Comments(0)