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オブジェ

オブジェとは美術において異常な幻想的効果を生むために作品へ用いられる石・流木・車輪等いろいろな物体のことですが、前回のブログ内容に登場した立方体の代物が造園の一部として使われたオブジェ的な存在だと感じます
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前回からの余談になりますが、この門を入った直ぐの場所に据えられていた石造品を館内でガイドされておられたお二人に何なのかを聞いてみましたが共に「解らない」との回答でした

薬研や臼(搗き臼)であったとされますが、薬研跡とは漢方薬など「くすりおろし」として細粉に挽かれた台として使用されたことで窪んだ痕跡のことです

弊社の資材置き場に据えられている同様の物
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そして見立てもんの手水鉢もあります
見立てもんとは、古い資材を使って手水鉢などへ手を加え変化をつけて再利用することで、上級者の楽しみ方のひとつであるとされています
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by tokan-en-bando | 2019-06-14 14:37 | Comments(0)

一般公開した邸宅

昭和初期の高貴な郊外邸宅が一般公開されていると知り見学へ
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第一印象は状態の良い建築物
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説明によるとなるほど、主屋など茶室を含め五ヶ所が有形文化財
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自分が生まれたころに現在のオーナーの先代が当時の所有者より購入したとされるが
五百坪の敷地に建つ数奇屋造りは設計者も建設目的も不明
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それでも平成28年、国登録有形文化財に指定される
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驚いたのは明日までの公開で週末とはいえ、軽食並みの入館料でもカメラを持った人の多いこと!
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余程この一枚天板に漆塗りされた鏡面に写る景色がシェアされているのでしょうか
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SNSで偶然写り混んでいる写真を見かけて気になっていた立方体の代物(薬研跡、または搗き臼だと説もある)は、やはり江州石でした※弊社在庫アリ!
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門から玄関先でセンスと趣を感じたのがこの本鞍馬石製の化灯篭でした
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by tokan-en-bando | 2019-06-08 15:52 | Comments(0)

琴柱

梅雨入り前ですが暑さは今日も真夏日になる勢いです

先日より入荷している古い石材の中に琴柱灯篭がありました
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兼六園(石川県金沢市)にある実物は高さがおよそ九尺ありますが、これは六尺五寸ほどです

雪見型の灯篭で支える石造の意匠が和琴(わごん)の弦を支えて調律するための道具である琴柱に似ているのがその名の由来。
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短い方の軸を受ける台となる石が無かったので、都合の良い台石を資材置場からみつくろって加工し、据えてみましたが全体のバランスは良いと感じます。


by tokan-en-bando | 2019-06-04 10:34 | Comments(0)

JUNE STONES

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「まだ身体が暑さに慣れていないので熱中症にはくれぐれも注意が必要です」

先月よく聞いたセリフですが朝晩はまだ暑さがしれてます

雨が降れば生きものがざわつき出す季節は変わりません
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そして北山都乾園の資材置場も良質の古材でかなりのざわめきを見せております!
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本鞍馬石の沓石、手水鉢

太閤石の庭伽藍
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三日月オブジェ
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6月になりましたが来週以降はさらに人気商材で資材置場が賑わうことになっており、ジューンブライドよろしくジューンストーンとなること間違いなしでございます!!

☆この機会をお見逃しなく☆
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by tokan-en-bando | 2019-06-01 10:42 | Comments(0)

レッドトラバーチン

トラバーチン(石灰岩)と言えば大理石の一種として知られる高級資材ですが
日本では沖縄の優しい色合いを持つ琉球石灰岩が有名です

このたび赤色を帯びた石灰岩の中でも価値のある原石、通称レッドトラバーチン(原産国イラン)を用いて四方仏の手水鉢を考案し北山都乾園クオリティで製作しました! 
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真新しい石造品には難しいことですが、この原石は既に良い雰囲気が出ているように見えます。
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寸法は天端1尺1寸、1尺2寸、1尺3寸の三種

※数に限りがごさいます
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by tokan-en-bando | 2019-05-21 12:35 | Comments(0)

特選 那智黒石

☆Newラインナップ☆

大型連休開けに黒玉石系の
袋詰(20㎏)が新商品として入荷しております!

黒く平らな物が多く含まれている厳選されたサイズは20~30㎜・30~50㎜・50~80㎜の三種類

コストパフォーマンスも納得で大注目です!!
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by tokan-en-bando | 2019-05-14 14:39 | Comments(0)

スタイル抜群

今回テーマにしたのはセクシーという言葉、これには想像力をかき立てる何かが存在する訳ですが灯篭に当てはめてみます
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先日、良質の古材が数多く入荷した中に嘉兵衛
(かへい)灯篭がありました

この灯篭の製作者は比良山麗、南小松の名工・
西村嘉兵衛の手による代物です

この独特の風合いを持つ茶色味を帯びた花崗岩は「糠目」ぬかめ、と呼ばれるきめの細かい硬質の石材で私もなぶったことはありますが、その名の如く糠のように粒子が細かく硬い為、非常に細工しやすかったのを覚えています。
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この嘉兵衛灯篭の特徴はやはりその見事な彫刻にあるのですが、わたしはこの技術による全ての部位で肉厚の出る感じが結果的に灯篭としてはとてつもなくセクシーに見えたのがその訳です。 
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西村嘉兵衛は三代
初代嘉兵衛1850~1915年
明治期より名工としての基礎を築く

二代目嘉兵衛1877~1936年
明治~大正期にかけ嘉兵衛灯篭の黄金期と呼ばれ精緻な装飾が施された数多くの作品を残す

三代目嘉兵衛1908~1990年
昭和期になると糠目の原石が採れなくなりこの代で幕を閉じる

~ ゴールデンウィーク休業のお知らせ ~
2019年4月28日(日)~5月6日(月)まで9連休とさせて頂きますので、何卒ご了承願いますようお願い申し上げます。

株式会社 北山都乾園 阪東
kyoto@tokanen.com 



by tokan-en-bando | 2019-04-26 15:09 | Comments(0)

Ryoanji

三月も過ぎようとしていますが弊社お向かいの竜安寺の桜はまだ二分咲きといったところでしょうか
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観光で来られる方で「りゅうあんじ」と読まれることもあるでしょうが「りょうあんじ」の方がしっくりきます。

石庭が有名なのは言うまでもありませんが世界的に広まったのは昭和50年にイギリスのエリザベス女王が訪れて以降。

また、知足の蹲踞の手水鉢に四つの口が刻まれた禅語の吾唯足知も知られています

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写真は弊社資材置場



by tokan-en-bando | 2019-03-30 15:25 | Comments(0)

☆NEWラインナップ☆

もう二月もしまいですが、今年は厳しい底冷えの少ない京都です

慌ただしくなる春に向けて資材を取り揃える準備をしていますが
先日、白御影石のノミ切り仕上げ各種入荷に伴い
新しい規格の資材が加わりました!
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小さなスペースで必要な段差に対応できる代物で沓脱石や階段石にも、その他の用途でも使い勝手の良いサイズは三種類
幅が一尺一寸(330㎜)で高さが七寸(210㎜)と揃え
長さが二尺(600㎜) 二尺五寸(750㎜) 三尺(900㎜)のラインナップです
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一口にノミ切り仕上げと言っても、粗く仕上がって来た時もあれば細かい物もあります
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何度も製作側と試作を繰り返し、上質な仕上がりとなったこだわりの北山都乾園クオリティーになっております。
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by tokan-en-bando | 2019-02-28 15:52 | Comments(0)

さびた灯篭

久しぶりに雨降りの京都です
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こんな日は石も雨にうたれて見栄え(他の物と比較して優れている)しますが、今回のテーマは見映え(他とは関係なく純粋に美しい物)
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写真のように真新しい石造品(閂織部灯籠)を資材置場に据え、雨風にさらして数年も経てば石の表面も苔むしてきたころを「さびてきた」と表現します。

この「さびる」は金属の表面が錆びて腐食する様を例えたものではなく、日本の美意識のひとつである質素で静かなるものを指す「侘」わび「 寂」さびの寂を表現しています。
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写真は資材置場に数ある灯籠の中でもレアな滝見灯籠(修学院離宮)

寂(さび、寂び、然びとも)は、閑寂さのなかに奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさを言い、本来は時間の経過によって劣化した様子を意味しています。
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これまたレア物の弧篷庵灯籠(京都市大徳寺)

「さび」とは、老いて枯れたものと豊かで華麗なものという相反する要素が一つの世界のなかで互いに引き合い、作用しあってその世界を活性化し、動いてやまない心の働きから生ずる二重構造体の美とされます。

このような意味合いを含めて、庭園資材として使うにはもってこいの雰囲気が出ていることを

「よぉ さびてるな!!」

と例えて使います

英語ではpatina(緑青)の美が類似のものとして挙げられ、緑青などが醸し出す雰囲気についてもpatinaと表現。



by tokan-en-bando | 2019-01-31 14:29 | Comments(0)