カチンコチン

相変わらず雨はしとしと降りませんが今年も事務所前の名物「半夏生」が上手に化粧しています
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さて先週に引き続き手水鉢をひとつ製作しました...
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前回と同じく江州石の原石ですが、この割り出された時に残る立派なセリ矢の跡!
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この間隔にしてその跡の大きさから石の固さを察することが出来ますが...

やっぱり「カチンコチン」でした。

口は八寸とやや大きめ、さらに模作としてその横に鳥黐(とりもち)を作るのに擦って出来た跡をこさえてみました
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たまに石造品の天端で見掛ける不思議な丸いのがこれです。
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鳥黐は鳥や昆虫を捕まえるのに使う粘着性の物質で鳥がとまる木の枝などに塗っておいて脚がくっついて飛べなくなったところを捕まえたり、黐竿(もちざお)と呼ばれる長い竿の先に塗りつけて獲物を直接くっつけたりする古くから洋の東西を問わず植物の樹皮や果実などを原料に作られていたものです。
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模作の跡になりますが、この石の持つ風合いと時代を感じさせる為の工夫であると思います。
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by tokan-en-bando | 2017-06-24 13:17 | Comments(0)

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