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電板

今週は冷たい風がなびく京都...
先日に買っておいたスンドゥブの素に海鮮を入れ、舌鼓をして夕刊を眺めていると興味ある記事が掲載されていました。
電板_e0126541_21083869.jpg

それは「電板」の歴史について、京都らしさを感じさせてくれる内容のものでした。

80年の歴史を持った京都市電ですが、その敷石の枚数は全廃に伴い販売された数だけでも5万枚!
応募は3万件と殺到したそうです!
これには市民の熱い愛着が伺えると思うのですが、昨今の環境問題で京都は鈍いような気もしていました。
しかし、それは鈍感なモノではなく元々古き良きわびさびの効いた代物や伝統工芸、文化を大切にし、そして再利用してきたことに他ならぬ良き鈍さであるのではないかと...

それが世界でも有数の観光地として人を魅了するのではないでしょうか。

この記事は京都市立芸術大学の取材班によるよるものですが、学内キャンパスにはなんと八千枚の電板が敷き詰められているそうです!

by tokan-en-bando | 2016-02-17 21:07

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